2024年10月開講 第二期
★ 満員御礼 ★
- 2024年10月開講の漢方薬学獣医師養成講座(第二期)は募集定員に達しましたので募集を終了いたします。
- 今後のお申し込みはキャンセル待ちとなります。
- 第二期にキャンセル枠が出なかった場合は、優先して第三期受講のご案内をいたします。
漢方医療は近年、研究も数多く行なわれてエビデンスレベルが向上してガイドラインにも採用されるほど普及しています。それでも漢方を選ぶのは難しい。そんな獣医師の先生方の為に、どんな時にどんな漢方を選べばいいのか、作用機序を用いながら解説いたします。
すぐに使える実践的な内容で、一緒に獣医療の幅を広げてみませんか。
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講義内容のご紹介
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漢方は過去数十年間の中で、日本の医療業界に深く根付き、現在では一般的な薬として広く医療現場で用いられています。しかし、治験が行われていないことや、効果効能の根拠がまだ十分に解明されていないことも多いため、否定的な意見や副作用の説明の不足、適応外の乱用などの問題もあります。
しかしながら、近年の研究の進展により、漢方のエビデンスレベルが向上してきており、漢方を使用するハードルが下がってきています。特に、病気未満の軽い症状や、不特定部位にわたる全身症状のケアにおいて、漢方が多く用いられています。
一例ですが、婦人科疾患や生活習慣病の予防といった病気未満の症状に対して、一般医薬品やサプリメントとしても普及してきています。全身症状疾患のケアでは、イリノテカン(抗がん剤)の副作用対策や認知症の周辺症状に使用され、ここでもそのエビデンスは確立しています。
動物医療領域においては、「赤ちゃんの時から介護のステップまで一貫したケアが必要」であり、「症状を表現できない」そんな難しさがあります。そのような領域において、漢方は医療の幅を広げるための有効な手段となり得ます。
頻繁に嘔吐をする子の体質を整えたり、消化不良を改善したりと、漢方は従来の問題解決に寄与しています。
また、処方時に腎・肝に副作用がある処方なども一挙にご紹介するため、獣医療でも安心して漢方処方を使っていただけるように解説いたします。
確かに、漢方学は難易度が高く、特に弁証論治の学習に挫折する方も少なくないでしょう。しかし、それだからこそエビデンスに裏付けられた漢方の使用法を学び、即時に実践できる知識を共に身につける機会を持つことが重要となります。
私たちは皆様がこのセミナーを通じて、漢方に関する理解を深め、動物医療の幅を広げる助けとなることを願っております。
他の漢方の講座とどう違うの?
(Question1)中医漢方獣医師講座とはなにが違いますか?
→Answer.漢方薬学獣医師講座では、人医領域で漢方薬がどのように使われているかに触れながら、動物病院での漢方処方の選び方を作用機序を用いながら解説します。
(Question2)漢方薬学獣医師養成講座を修了すると、獣医療にどう活用できますか?
→Answer.この講座では、漢方の知識を習得するよりも、「処方できるようになる」ことを目的にしています。漢方処方を扱うことで、いままで対応療法しかできなかった病気未満の症状や、西洋薬ではまかないきれない慢性的な症状の改善など、医療の打ち手が格段に広がります。
(Question3)テキストはありますか?ダウンロードは可能?いつ配布されますか?
→Answer.テキストはダウンロード可能となります。毎講義の1週間前にダウンロード方法をご案内いたします。
(Question4)すべて座学ですか?対面講義を欠席した場合はどうなりますか?
→Answer.翌期の同じ内容の講義に出席する事が出来ます。
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講義の概要
- 対象:本講座は、獣医師を対象とした、実用的な獣医療従事者のための講座です。
- 期間:2024年10月 - 2025年09月
- 授業:対面講義(5時間×3回)・オンライン講義(2.5時間×4回)/合計7回(25時間)
- 時間:対面講義(12:30 - 17:30*ランチ休憩はございません)・オンライン講義(20:00-22:30)
- 会場(対面):東京/早稲田教室
東京都新宿区早稲田町83 SOビル2F(Google Map→)
講義の日程とカリキュラム
(東京/早稲田教室)
回 | 年 | 開催日 | 会場 | 時間 |
・講義の内容 | |
第一回 | 2024年 | 10月20日 | (日) | 早稲田教室 | 12:30-17:30 |
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第二回 | 〃 | 11月26日 | (火) | オンライン(zoom) | 20:00-22:30 | |
第三回 | 2025年 | 02月02日 | (日) | 早稲田教室 | 12:30-17:30 | |
第四回 | 〃 | 04月15日 | (火) | オンライン(zoom) | 20:00-22:30 | |
第五回 | 〃 | 06月17日 | (火) | オンライン(zoom) | 20:00-22:30 | |
第六回 | 〃 | 08月05日 | (火) | オンライン(zoom) | 20:00-22:30 | |
第七回 | 〃 | 09月07日 | (日) | 早稲田教室 | 12:30-17:30 |
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- オンライン講義は火曜日の開催です。
- オンライン講義のみ、アーカイブ配信がございます(公開後2か月間視聴可能)。
- 都合により、講義の日程が変更になる場合がございますことをご了承下さい。変更があった場合は、決まり次第SNSグループとこちらのホームページで告知いたします。
認定制度について
認定試験(レポート)に合格した場合、国際中獣医学院日本校認定漢方薬学獣医師として会員登録することができます。
- 認定登録更新料:22,000円(税込/3年毎更新)
※1)資格認定試験に合格して認定登録を希望される場合は、国際中獣医学院日本校の認定証を授与いたします。
※2)各種の費用のお支払い方法は、銀行振り込みのみの取り扱いとなります。
※3)決済期間:お申し込み後5営業日以内でのお振り込みをお願いいたします。
SNSを活用した宿題提出と、講師陣による随時のアドバイスを受けられます
SNSグループで宿題の提出と随時の講師陣からのアドバイスを受けることにより、講義後の臨床の現場での疑問質問に迅速に対応いたします。
講師のご紹介
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田中 雄基
昭和大学院 天然治療学所属 / MEDICAT株式会社 代表
昭和大学薬学部にて生薬学を専攻。
卒業後、病院・薬局薬剤師にて、予防医療を専門に従事。
スキンケアメーカーにて製品開発に所属し、「早期から病気を起こさない」をテーマに予防を広げる活動をする。
漢方研究室の大学院にも所属し、後進の育成に携わりながら、薬剤師として人医療の狭い世界にとどまらず、医療知識を動物の為に応用するMEDICAT株式会社を設立。
昭和大学・獣医専門皮膚科医と共同開発したスキンケア剤は新聞・TVなどメディアでも多く取り上げられている。・
薬理効果にも視点をおいた新しい動物漢方を!
2007年より日本の80ある医学部の全てで漢方教育を実施しています。また、2018年、WHO(世界保健機関)のICD -11(国際疾病分類第11回改訂版)に東洋医学が入ったというトピックがありました。これは西洋医学の分類のなかに初めて東洋医学が組み込まれたという、画期的な出来事です。
我々が人医にかかると、多くのドクターは漢方の処方を薦めることを見受けます。いったい人医はどのような漢方教育を受けているのか非常に興味深く思うことがあります。
その人医の漢方ノウハウを薬剤師で漢方専攻であられる田中先生に直接学ぶ機会を設けることができました。漢方方剤の中医学的解釈だけでなく、薬理効果にも視点をおいた新しい動物漢方を私も一緒に勉強させていただきます。
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<国際中獣医学院日本校 理事長 石野孝>
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