中医漢方獣医師養成講座|中医学と塗る漢方オイルによるペットへの応用と臨床|JTCVM国際中獣医学院日本校

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講義の概要

  • 対象:本講座は、獣医師を対象とした、実用的な獣医療従事者のための講座です。
  • 期間:2023年09月 - 2024年08月
  • 授業:対面講座(5時間×7回)・オンライン講座(3時間×5回)/合計12回(50時間)
  • 時間:対面講座(12:30 - 17:30*ランチ休憩はございません)・オンライン講座(12:30-15:30)
  • 会場(対面):東京/早稲田教室
  • 定員:20名(*最小催行人数:6名)

教材の詳細

1.神気漢⽅アロマオイル20本(内訳は下記の通り)

  • 五⾏オイルシリーズ7本
    脈(Myaku)30ml、理(Ri)5ml、定(Tei)5ml、軽(Kei)5ml、開(Kai)5ml、振(Sin)5ml、采(Sai)5ml
  • 症状別オイルシリーズ8本
    実(Jitu)5ml、緩(Kan)5ml、⽌(Si)5ml、醒(Sei)5ml、昂(Shou)5ml、三伏(Sanpuku)10ml、暢楽(Choraku)10ml、⽣華(Seika)10ml
  • 五情オイルシリーズ5本
    平怒(へいど)5ml、常喜(じょうき)5ml、消思(しょうし)5ml、忘悲(ぼうひ)5ml、無恐(むきょう)5ml

2.生薬材料等

  • テキスト3冊
    塗る漢方、方剤学、中医学アドバイザー
  • 荊芥連翹膏、荊芥連翹スプレー、紫雲膏、四物湯、柴胡剤、⼩柴胡湯、⽢⻨⼤棗湯、四君⼦湯

講義の日程とカリキュラム

開催日   会場 時間
講義の内容
第一回 2023年 09月10日 (日)  早稲田教室 12:30-17:30

(1)開講式
(2)受講生の自分紹介
(3)はじめての塗る漢方
(4)塗る漢方総論

第二回 10月15日 (日) オンライン(zoom) 12:30-15:30 「五臓弁証と塗る漢方」① 肺の弁証編
第三回 11月12日 (日)  早稲田教室 12:30-17:30 (1)塗る漢方メンタルケア 五情オイル
(2)実習:ペットの耳療法手技
(3)実習:荊芥連翹膏・荊芥連翹スプレーづくり
(4)役員獣医による症例発表
第四回 12月17日 (日) オンライン(zoom) 12:30-15:30 「五臓弁証と塗る漢方」② 腎の弁証編
第五回 2024年 01月28日 (日)  早稲田教室 12:30-17:30 (1) 塗る漢方内臓疾患への応用:呼吸器疾患、老犬ケア、肺と腎の関係
(2)実習:紫雲膏づくり
(3)実習:四物湯試飲会(補血剤-補腎養肝生血)
(4)役員獣医による症例発表
第六回 02月18日 (日) オンライン(zoom) 12:30-15:30 「五臓弁証と塗る漢方」➂ 肝の弁証編
第七回 03月17日 (日)  早稲田教室 12:30-17:30
(1)塗る漢方内臓疾患への応用:心と肝にまつわる症状
(2)学科:柴胡剤
(3)実習:小柴胡湯試飲会
(4)役員獣医による症例発表
第八回 04月21日 (日) オンライン(zoom) 12:30-15:30 「五臓弁証と塗る漢方」④ 心の弁証編
第九回 05月19日 (日)  早稲田教室 12:30-17:30 (1)症状別オイルについて
(2)運動疾患における漢方鍼
(3)実習:甘麦大棗湯試飲会
(4)役員獣医による症例発表
第十回 06月16日 (日) オンライン(zoom) 12:30-15:30 「五臓弁証と塗る漢方」⑤ 脾の弁証編
第十一回 07月14日 (日)  早稲田教室  12:30-17:30 (1)塗る漢方エキゾチックへの応用①
(2)塗る漢方消化器疾患への応用②
(3)受講生の症例発表&討論会
(4)実習:四君子湯試飲会(補益剤―益気健脾)
第十二回 08月18日 (日)  早稲田教室 12:30-17:30 1)講座のまとめ
2)受講生の症例発表&討論会
3)終了式

  • 全12回とも日曜日の開催です。
  • 対面講義のアーカイブはございません。
  • オンライン(zoom)講義については、30日間のアーカイブがございます。
  • 都合により、講義の日程が変更になる場合がございますことをご了承下さい。変更があった場合は、決まり次第SNSグループとこちらのホームページで告知いたします。

 

認定制度について

認定試験(レポート)に合格した場合、国際中獣医学院日本校認定中医漢方獣医師として会員登録することができます。

  • 入会金:11,000円(税込)
  • 認定登録料:11,000円(税込)
  • 認定登録更新料:22,000円(税込/3年毎更新)

※1)資格認定試験に合格して認定登録を希望される場合は、国際中獣医学院日本校の認定証を授与いたします。
※2)各種の費用のお支払い方法は、銀行振り込みのみの取り扱いとなります。
※3)決済期間:お申し込み後5営業日以内でのお振り込みをお願いいたします。

SNSを活用した宿題提出と、講師陣による随時のアドバイスを受けられます

SNSグループで宿題の提出と随時の講師陣からのアドバイスを受けることにより、講義後の臨床の現場での疑問質問に迅速に対応いたします。

受講生特典

新・中医漢方獣医師養成講座の開講を記念して、受講生全員に、2023年6月発刊の雲瑶先生の新刊「(仮)セラピストのための はじめての中医学」をプレゼント致します。

講師のご紹介

中医漢方獣医師養成講座|雲瑶|JTCVM国際中獣医学院日本校雲 瑶(主任講師)
国際中獣医学院日本校 学術顧問
刮痧(グアシャ)国際協会&動物施術部会会長
中国内モンゴル出身、北京中医薬大学卒業/中医師、中医鍼灸師、中国国際推拿按摩師

塗る漢方オイルを取り入れた『雲瑶式刮痧療法』考案者で、2006年に中医学の知識と技術を活かした未病改善の養生法を日本に普及するために『雲瑶刮痧中医学院』を札幌と東京の麻布十番に設立。伝統的中医学の普及啓蒙に尽力している。

木下あゆみ|国際中獣医学院日本校講師木下 あゆみ(講師)
国際中獣医学院日本校副校長
ありあけペット
クリニック 院長・獣医師
国際中医師・国際鍼灸師

中国伝統獣医学会国際研究培訓センター客座研究員

立石絵美|JTCVM国際中獣医学院日本校認定中獣医鍼灸師立石 絵美(講師)
国際中獣医学院中国本校認定講師
動物往診+在宅ケアサービス にくきゅう代表・獣医師
麻布大学獣医学部獣医学科卒
中獣医鍼灸師/中医漢方獣医師/ペット中医学アドバイザー
中医学と西洋医学の良いところを融合し、病気ではなく身体を診る獣医療をモットーに、家族と最期まで二人三脚で行う末期医療を行う。
日本ペット中医学研究会2018年優秀奨励賞/女性がつくる つるがしまブランド認定事業/SAITAMA Smile Women Pitch 2017奨励賞/ビジネス・イノベーション・アワード2017ニュービジネス奨励賞
自治体からの獣医師としての講演依頼のほか、働く女性のライフワークバランスに関連した講演依頼、飼い主向けワークショップ講師としての依頼も多数受けている。

緑川久美|国際中獣医学院日本校講師緑川 久美(講師)
国際中獣医学院中国本校認定講師
うめやしきアニマルクリニック院長・獣医師
徳島県出身
北里大学獣医畜産学部 卒業後、墨田区・町田市・川崎市・文京区の病院で勤務
2021年6月に梅屋敷に開業
中獣医鍼灸師/動物経絡温灸取扱者/中医漢方獣医師/国際中獣医学院日本校役員/日本ペット中医学研究会会員

国際中獣医学院日本校講師_相澤まな相澤 まな(特別講師)
国際中獣医学院中国本校認定講師
かまくら げんき動物病院副院長・獣医師
中国伝統獣医学国際培訓研究センター客員研究員/
南京農業大学人文学院客員教授/
日本ペット中医学研究会学術委員、他

中医漢方獣医師養成講座|JTCVM国際中獣医学院日本校https://jtcvm.com/wp/wp-content/uploads/2023/08/9d0d35294008fa817b896a18f7ffb39c.pdf

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塗る漢方(外治漢方)『五臓オイル』『症状別オイル』『五情オイル』は、中医学理論と漢方方剤の理論に基づいて研究開発された純植物精油です



塗る漢方(外治漢方)「神気」とは…

塗る漢方「神気」は、時代に応じた新しい外用漢方ともいえます。台湾国内で漢方研究の中枢である国立陽明大学の研究チームによって、十数年の歳月をかけて、中医学と漢方理論を基に西洋のアロマテラピーの概念を取り入れ、融合することで開発に成功しました。
神気は、従来の「飲む漢方」を「塗る漢方」に変身させた画期的な漢方薬草精油です。経皮吸収によって体内に取り入れて作用することから、漢方のアロマセラピーともいえるでしょう。皮膚を保護し、内臓機能のバランスを整え、自然治癒力を高める効果がありますので、塗るだけで健康管理と五臓の養生が期待できます。

飲む漢方(内治漢方)と塗る漢方(外治漢方)の違い

飲む漢方と塗る漢方の違い|JTCVM国際中獣医学院日本校まず、飲む漢方薬と塗る漢方精油は全く同じものではありません。飲む漢方薬は、生薬を水で煎じて濃縮してから服用するため、薬効は植物の水溶性成分にあります。塗る漢方精油は、通常、水蒸気蒸留法という抽出方法で生薬を水分と油分に分離させた揮発油です。即ち、薬効は植物の脂溶性成分です。ですから、両者の薬効は全く同じではないのです。
塗る漢方は飲む漢方と同じ帰経作用を持ち、且つ揮発成分は必ず肺経に作用するという特徴があります。

漢方薬草精油と西洋のアロマオイルの違い

両者は薬物の性能に対する理解に違いがあります。具体的には四気、五味、昇降沈浮、帰経と方剤の五つの違いがあります。方剤なしでは
塗る漢方にはなりません。方剤理論は漢方薬の魂とも言えます。神気シリーズはすべて方剤理論を基に数種類の漢方精油を組み合わせた複
合成分でできています。また、調香の為、相性のよい西洋精油を適量用いています。

精油がペットの心身に働く仕組み

精油がペットの心身に働く仕組みは人間と同様です。精油がペットの心身に働く仕組み|JTCVM国際中獣医学院日本校
(1)嗅覚を通じて神経に刺激が伝わり、脳や身体に作用する。
(2)吸入によって、鼻や喉の粘膜に作用し、肺から血管に入 って全身に作用する。
(3)皮膚への塗布によって、皮膚表面に作用し、皮膚から血管に入って全身に作用する。
(4)内服によって、消化管から血管に入って全身に作用する。

品質へのこだわり

高品質で安全な漢方薬草精油を作るためには、高品質の原料が不可欠です。神気の原材料となる生薬は、中国国内GAP生産基地で栽培、採集、加工、運送、保存など緻密な生産体制の中で栽培されています。生原料が入荷すると、GC/MS気体成分分析機で生薬の含有成分が製品基準を満たしているかどうかを判断する品質検査を行い、合格品のみ製造工場に送られます。ISO9001国際認証を取得した、管理された製薬工場で“神気”は精製されています。製品が出来上がったらもう一度も品質チェックが行われ、成分分析証明書COAがつきます。日本では、神気は化粧品認定を取得しています。
このように、神気は原料から抽出加工、製品に至るまでの各工程で、随所にヤンセン社のこだわりがあります。

開発元の揚生バイオテックについて

開発元の揚生バイオテックについて|JTCVM国際中獣医学院日本校両生バイオテックは、台湾の国立陽明大学生化研究所にて世界をリードする漢方薬のエッセンシャルオ
イル研究開発センターとして誕生しました。国立陽明大学は台湾の漢方薬の研究の中枢であり、揚生バ
イオテックは芳香療法を中心に伝統的な漢方の生薬及び概念を踏襲し、さらに生物医学研究でアロマ療
法の「経験」の特質を「実証」に進化させています。


 



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